
ぼくは最終的に結婚相談所で婚活して、結婚することができました。
婚活当時の妻は会社員として働いていましたが、現在の妻は「主婦」になっています。
そして結婚後は、「お金の管理」「家事の分担」「お互いの家族との関係」といった現実的な問題がいっきに降りかかりってきました。結婚できたからこその嬉しい悲鳴のようでもあるのですが、婚活でかなり多くお金を使っていたぼくにとって、特にお金の問題が厳しかったです。
家計管理
ぼくの方が妻より10歳年上ということもあり、家計の管理はぼくがすることになりました。そのため金銭的な部分で夫婦間の問題が生じることはなかったです。しかし婚活でほとんどのお金を使い切っていたぼくは、結婚当初からギリギリの生活をすることになりました。毎月、家計簿はマイナスの収支になり、年2回のボーナスでマイナス分を補填する形でなんとかやりくりしています。

都内に住んでいるのですが特に家賃が高くて、月給の半分ちょっとが家賃でなくなります。そこから、さらに水道光熱費、通信費、食費が引かれると、1か月の給料の範囲内では生活できない状況です。
妻は結婚前に主婦になることを希望していました。ぼくは妻に「主婦になってもいいよ」と言って結婚しているので、ぼくがお金を稼がなければなりません。そこは仕方ないところでした。
妻が主婦で助かるところもあるし、ぼくはとにかく頑張って働いてお金を稼ぐしかありません。
「おやすみ」のあいさつ
ぼくは夜の眠気を大事にしたいので、眠気が来ると、そのまま妻と話さずに寝ていました。しかし、しばらくして、妻は寝る前に、ぼくが「おやすみ」を言わないと言って、怒っていたことがありました。こうやって書くとなんだかほのぼのするところもあるのですが、独身で独り暮らしの時にはなかった他者(妻)からの干渉が面倒に感じることがありました。

夜。せっかく眠気が来たのに、「おやすみ」をきっかけに妻との会話が始まってしまうと眠気が無くなってしまう。
だから眠くなったら、そのまま何も言わずに寝てしまいたい。
起床時間の違い
ぼくは休日も朝早く起きることが多いのですが、妻は遅くまで寝ていることが多いです。ぼくら夫婦は都内の狭いアパート暮らしですので、ぼくが活動を始めると生活音などで寝ている妻を起こしてしまいます。だからぼくは早く起きても、妻が目を覚ますまで出来るだけ動かずに横になっているようにしていました。色々とやりたいことがあるときに、これだとぼくもストレスがたまります。ですので、最近は、前夜のうちに妻に次のように許可をとってから、翌朝 早くに活動を始めています。

明日は、早く起きてもいい?
たぶん生活音で●●さん(妻の名)を起こしちゃうと思うけど。

いいよ。
こういうやりとりをしてから、翌日の早起きをするようにしています。
家事の分担
家事については、ぼくはひとり暮らしで全部やっていたので、特に苦は無く夫婦間の問題も生じませんでした。でも、ぼくは料理をほとんどしなかったので、そのあたりは妻に頼っています。しかし、この料理について、ぼくは少しだけ不満を持つことがあります。
具体的に言うと、妻に料理を任せることで、料理の味が、妻の趣味に偏ってしまうのです。
例えばこんなことがありました。
とある平日の夜。その日は晩御飯に、妻がカレーを作りました。

今日はカレーだよね。楽しみだなあ。
ぼく、カレー好きなんだ。

うん。カレーあるよ。食べる?

うん。食べる!
大盛でお願いしやす!
そして妻がカレーを出してくれます。しかし、妻の出してくれたカレーは白っぽい色をしていました。

何これ? 変な色になってる?

そうだよ。牛乳を入れたからね。辛さがマイルドになるでしょ!

うーん・・・。
妻は辛い物が苦手でした。だから辛さをマイルドにしてしまったのです。
一方でぼくは辛い物が好きです。だから辛さをマイルドになんてしてほしくありません。
そしてカレーに牛乳を入れる食べ方も、全然好きになれません。
こんな感じで、妻に食事の準備を任せることで、食事の味が妻の好みのものばかりになってしまうことに不満を持つことがあります。

余談ですが、妻はシチューをごはんにかけて食べます。まるでカレーライスのように。妻の実家でもそうしていたみたいです。
価値観の違いかもしれませんが、ぼくは、シチューはシチューだけで食べます。
妻に大好評だった「食器洗い乾燥機」
パナソニック(Panasonic)
NP-TH4-C(サンディベージュ)食器洗い乾燥機 5人用 食洗機
結婚して家電を揃えていきましたが、その過程で食洗器を買いました。現在の妻が最も喜んでいたのが、この食洗器の購入でした。妻は…

なんで、もっと早く購入しなかったのか。ひとり暮らしのときに買えばよかった。
そうやって何度も言っていました。確かに油汚れを手洗いしなくて良いのは、とても良いなと思っています。ウチで購入したのは下記リンクの製品です。一応、リンクを添付しますが、設置工事のことなどを考えると電気屋さんで購入したほうが安心かもしれません。
子育て
子供が産まれてからは、ちょっとしんどかったです。妻の父親がそうだったらしく、妻は「子供のお風呂はお父さんが入れるもの」という考え方を持っていました。

子供をお風呂に入れるのは、お父さんの仕事。
ウチのお父さんもそうだったし、●●さん(ぼく)にもやってもらおう。
ぼくは仕事から帰ってから、子供たちをお風呂に入れるのが体力的にしんどかったです。

今日は仕事で疲れたなあ…。
今から子供をお風呂に入れなきゃいけないのかあ。
しんどいよぅ。
やっぱりぼくがアラフォーという年齢だったから体力的な問題があったのでしょうか。
家族行事や親との付き合い
・妻の家族
ぼくは妻の家族や親とは、ほとんど会っていません。正直しんどいからです。
妻は、ぼくの事を、妻の家族にこういってくれているようです。

●●さんは、恥ずかしがりやさんだから。会いに来ないけれどね。
それでも妻は、年に数回、妻の実家に帰っています。そのときは、ぼくは車に妻と子供を乗せて、妻の実家への送迎をします。だから年に数回は妻の家族とも会っています。
ただし、ぼくは妻を妻の実家まで送り届けたら、そのまま自宅アパートに帰ります。そして夕方頃に、また妻と子供を迎えに、妻の実家に車を走らせます。そんな感じなので、妻の両親と会っている時間は、本当に短いです。

社交性ゼロのぼくには、親族との付き合いが本当にしんどいのです。
・ぼくの家族
年に数回は妻と子供たちを連れて、ぼくも、ぼくの実家に帰っています。
このときは、ぼく、妻、子供たちが、ぼくの実家で1日中すごします。
妻はそこそこの社交性は持っているので、ぼくの両親ともお話をしてくれて、とても助かっています。
お金の使い方
とある日、こんな会話になりました。

うなぎが食べたいな。明日、うなぎ屋さんに買いに行ってこようかな。

うなぎいいね。
でも、明日は雨が予報だよ。

明日 雨が降ったら、タクシーで買い物に行こうか?

いいや。タクシーは使わないで。
そんなお金ないでしょ!
ぼくは独身時代の名残で、タクシー代として数千円を払ってお買い物する感覚が普通になっていました。でも、妻と話すうちにこう思うようになりました。

あれ? ぼくのタクシー利用に関する感覚が、もしかしてズレてる?
そんな感じで、ぼくの価値観にズレがあることを知ることがありました。
まとめ
家族間の違い
結婚して家族になったとはいえ、もともとは赤の他人です。
価値観や考え方も、お互いに全然違うところがありました。
それでもぼくは、少しだけこんなことを考えていました。

家族なんだから。
価値観や考え方以上の「つながり」「絆」があれば、大丈夫でしょ。
そうやって「家族だから」と考えてコミュニケーションをおろそかにしていたかもしれません。
知らぬ間に、妻は、ぼくの行動にイライラを募らせ、夫婦間の溝が深まったりもしました。
ひとり暮らしのときと違って、例えばお風呂・食事・就寝のタイミングもコミュニケーションをとりながら計画的にやらないといけないんだな、と分かってはいたのですが改めてそう感じました。
お金のことはなんとかなる
ぼくの場合、とにかく結婚するというゴールに向けて猪突猛進で進みました。その結果、結婚後にかかるお金のことなどは、まったく考えていなかったのです。だから結婚当初は新居となる賃貸アパートの敷金・礼金を支払ったら、貯金はほぼゼロになっていました。
しかし、これが全く間違っていたとも思っていません。ぼくの場合は結婚すること自体が、それまでの人生において最も大変なことでした。ぼくにとって、結婚することに比べれば大抵の事は簡単です。だから、いざ結婚できてしまえば、あとは何とかなることばかりでした。
家事は自分で
ぼくは結婚するまでは、家事なんて誰がやっても一緒だろうと思っていたところがありました。
でも結婚してみて、妻の家事を見て思うのは、人によって家事のしかたが全然違うという事です。
ごく一般的だと思っていた、ぼく自身の家事のやり方も、他人とは少し違います。
家事に「自分のやり方」がある場合、家事は家族に任せずに自分でやったほうが良いなと思いました。
前述した食事の味についても、自分好みの味で食べるには、自分で作るしかないと思います。
それかレトルト食品にすれば解決しますが・・・。
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