交際お断りの連続…アラフォー男がやってしまった行動とは?

婚活中。ぼくの心に余裕がない時期。仮交際はお断りの連続でした。

まるで投資のようですが、婚活は余裕資金の範囲内でやらないとダメでした。ぼくは一時期、余裕資金の範囲内を超えて、婚活にお金をかけていたので、相手女性の動向がどうなるか、まるで暴落する株価を見ているように不安でした。株式投資の世界で運用成績が最も良かったのは、「亡くなっている人」「投資したことを忘れている人」だったらしいです。

婚活女性についても似たようなところがある気がしています。亡くなったり、忘れたりしたら困りますが、それくらい相手女性(株券)をほったらかしにできる心の余裕が必要だと思いました。

それくらいの余裕を持って婚活をできるようになったときに、そのうちにうまく行き、結婚できたのがぼくの婚活でした。しかしそれには事前に数多くのお見合いや婚活パーティーに参加して、時間とお金をたくさん投資して、経験値を積んで、やっと気が付くことができたのです。

人間不信の泥沼

ぼくは、交際お断りが連続している時期、メンタルが落ちて、人間不信の泥沼にはまっていました。

お見合いの時も、今日のお茶代も支払ったけれど、どうせこの女性もお断りしてくるのだろう、と考えるようになっていたのです。

お見合い中の<br>ぼく
お見合い中の
ぼく

ホテルラウンジのお茶代って高いな…。なんで男性だけが費用を負担しなければならないのだろう。都合の良い時だけ「男女平等」とか言うよなあ…。
あー。どうせ、この女性もお断りされてしまうんだろうな。
やたらとお金ばかりが掛かるし。婚活ってしんどいな。

そして、自宅でぼんやり今後の婚活の方針について考えているとき、よくこんなことを思いました。

ぼく
ぼく

なんだかうまく行く気がしない。
お見合いの後も、仮交際が始まってからも、女性から「お断り」や「交際終了」以外の返事が届くイメージがわかない。

ぼく
ぼく

そして、こんなお金の使い方をしていたら、近いうちに貯金が無くなる…。
こんな投機的(不確実で冒険的)なお金の使い方は、できればしたくない。
貯金がすごい早さで減っていくのが怖い。
でも、結婚相談所に入らないと結婚できないのだから仕方ないのか…。

ぼく
ぼく

約10年後。ぼくの年齢がアラフィフになって、30代女性を希望して、年齢のギャップから女性が承諾しなくて、お見合い自体が組めなくなる。それまで婚活を続けるか・・・。
それともアラフォーの年齢だけど数年以内に貯金が無くなって、結婚相談所で婚活を続けられなくなるか・・・。
どっちが先かな?

また仮交際女性についても「2日も連絡が来ないってことはもうダメだろう」と物事を悲観的に考えたりしていました。

ぼく
ぼく

仮交際のこの女性は毎回、電子メールの返事が2日後になるな。やる気が感じられないな。都内の女性だし、郵便でやり取りしても同じ頻度でやり取りできるな。

この女性。ぼくのことは、とりあえずキープされているだけで、交際終了の候補になっていそうだな。

そういう人間不信で自分から仮交際中の女性に、「交際終了」の連絡をしてしまうこともありました。

そうやってネガティブな感じで婚活を続けていた時期は、婚活はうまく行きませんでした。

貯金が無くなっていくのが怖い

ぼくは婚活の中盤、数百万円のお金を婚活につぎこんだころ、その費用の大きさに婚活を続けることが怖くなった時期がありました。

その時期も女性を高額なお店に招待して、美味しいお食事を奢っていたのです。でも、そうすると自宅に帰ってから落ち着かない気持ちになります。なんというか、それだけ高額な食事をおごったのだから、この後の仮交際もうまく行かなくてはならないという強いプレッシャーを感じるのです。

ぼく
ぼく

あれだけお金をかけて、高い食事をおごったのだから、お金に見合っただけの結果を出さないとな。

ひとつ例を出してみます。女性と高級レストランでのお食事デートから帰宅して、午後8時頃に女性に「今日はありがとうございました。またお会いしたいです。」というメールを送りました。そして女性からの返事を待ちます。

ぼく
ぼく

うーむ。どんな返事が届くかなあ。
気になるなあ。

ぼくは、遅い時間帯に返事が届くのかと思って、待ってみます。それでも返事は届きません。
4時間後。夜12時くらいに布団に入るのですが、もう、その女性から連絡が来なくなることが不安になり始めて眠ることができません。

ぼく
ぼく

あれ・・・。もしかして・・・。
もう返事が届かない可能性もあるのかな。
交際終了・・・?

結局、午前2時くらいまで何度もメールが届いていないかスマホをチェックして、「この時間(午前2時)だから、もうメールは届かないよな。」とあきらめて眠るのです。

ぼく
ぼく

こんな時間かあ…。
返事は届いてないな。

そうやって数日間返信がないまま、最後にお断りの連絡が届くのです。

ぼく
ぼく

うわー。やっぱりお断りになったかあ。
何にもならない女性に、高額なお食事を奢ってしまった。
貯金が無くなっていくのが怖い・・・。

そうやって仮交際が始まって喜んで会っていた女性と、高額なお店で何度かお食事するデートを続けていたのに、ある瞬間から急に連絡が取れなくなり、もう二度と会えなくなる、という流れが、とても怖く、不安に感じた時期がありました。

そういう不安を経験し続けるうちに、次に仮交際になった女性ともそうなるのではないかという恐怖感が増してしまうのです。その結果、次のような行動を繰り返していました。

アラフォー男がやってしまった行動

1.お見合いの日程決めが遅くなる

お見合いの日程決めが遅くなるのは女性には悪印象しかありません。お見合い後の仮交際にも影響が出ると思います。つまりは日程決めが遅くなることで、仮交際を「お断り」されやすくなると思います。

当時、婚活女性から、お断りの連続だったぼくは、結婚相談所でお見合いのお申込みをしまくっていました。

ぼく
ぼく

ようし。
今月も100人の女性にお申込みをしたぞ。

そして1ヶ月後。そのうち8名の女性とお見合いが成立します。

ぼく
ぼく

うーむ。お申込みした分だけでも92名からお断りされたわけか。
この1か月でも13名とお見合いしたけれど全滅だし・・・。
この8名とお見合いしても、うまく行く気がしないな。

そうやってモチベーションが下がりまくったところに、お見合いの予定を入れなければなりません。
自分でお申込みしていますし、頑張らなければならないのは分かっているのですが、どうしても体がついてこない感じがありました。

そうやってお見合いの日程について相手に連絡をするのが遅れ、お見合いの日程を決めるのが遅くなり、それが仮交際の「お断り」につながっていたと思います。


2.お見合いを早めに切り上げてしまう

とある日、女性とのお見合いが始まります。
その女性は、ぼくと目を合わさずに遠くを見ています。
ぼくと女性は、少し話してはすぐに話が途切れて、女性はホテルラウンジの壁ばかりを見ています。

そこでぼくは思いました。

ぼく
ぼく

この女性は、ぼくの方を全然見ない。
ぼくに興味がないな。
きっと、このままお見合いを続けたところで、うまく行かないだろうな。

そこから10分くらいして、ぼくは言いました。

ぼく
ぼく

そろそろ行きましょうか?

婚活女性31歳
婚活女性31歳

はい。そうですね。

女性もあっさり同意して、そのまま解散。
このお見合いの後に、仲人さんからこんなことを言われました。

お見合いに来た女性とは、どんなに合わないなと思っても、最低でも30分は我慢してお話ししてください。

どうやら、お見合い時間が極端に短かったことについて、相手女性からクレームが入ったようでした。
お見合いのマナー違反にもなってしまったようです。

当時、こういうタイプの女性は絶対に後が無いなと思ったのですが、実際のところはどうだったのか分かりません。

時期尚早に判断して、自分でチャンスを潰してしまったかもしれません。


3.次がない女性にも高額なお食事をおごる

お金がすごい勢いで減っていったので、これが最も痛かったです。

高額なお食事をおごった女性から、その後、一切の連絡が無くなることは頻繁にありました。
高いお食事をおごってしまったし、連絡が無いことが不安になり、眠れない日々を過ごしたこともあります。そういう日々が女性への不信感を深めていました。

それでも、ぼく自身、どこか「お断り」されてホッとしているようなところもあったような気がします。その女性には、それ以上、お金が掛らないからです。

お見合いの時にかかるお金は、基本的にはお茶代だけです。特にお金がかかるのが、仮交際が始まってからのデートのお食事代です。ここで、できるだけ無駄なお金を使わないために。次があるか、ないか、というものの見分け方を自分なりに考えてやっていたので、以下のまとめのところに書いてみます。

まとめ

ぼくの婚活は、数百万円をドブにすてる覚悟で婚活する必要がありました。
そして実際に数百万円をドブに捨てています。

なにしろ高いお店にばかり行っていたので、とにかくお金が掛ったのです。今振り返って、「あのときどうしていれば良かったんだろうか」と考えてみることがあります。「たぶんこうするのが良かったんだろう」というぼくの考えは次の通りです。

あのとき、こうしておけば良かった(1)
お茶代は男性支払いがルールの結婚相談所(加盟店を含む)には入会しないことです。
これは大前提でした。

あのとき、こうしておけば良かった(2)
ぼくと仮交際がスタートした女性のなかには、なんとなく男性(ぼく)をキープしているような女性もいました。そして、そういう女性とぼくは絶対にうまく行きませんでした。

別の言い方をすると、ぼくは関係性がうまく行っていない仮交際女性との関係が、途中から好転することは決してありませんでした。ぼくに興味がないのか、連絡が希薄なタイプの仮交際女性は、その後、数回会っても、何か月経っても、関係性はうまく行かないままでした。そしてぼくは、そういう女性を婚活の対象から除外していく必要がありました。

除外していく方法は次の通りです。

とにかく仮交際となった女性には毎日メールを送ります。そして女性の反応の良さと、反応の早さを見ます。すると今後、その女性との関係性の進展がどれほど見込めるのか分かってくるのです。

女性の反応の良さはメールの内容と長さで判断します。

内容としては、少なくとも「ぼくのメールへの反応」「女性自身の話」が、ある程度肯定的な内容で入っていないとダメでした。メールの長さは、3文以上が目安だと考えていました。例えば以下のようなメールを送ってきた女性がいました。文章も2文ですし、内容もぼくのメールに対して否定的です。こういう女性とはその後一度も会うことなく、連絡をとるのをやめるようにしていました。

婚活女性34歳
婚活女性34歳

メールは嫌いです。
メールは連絡手段にすぎないので。

そして反応の早さは遅くともその日のうちに返事が無いとダメだと思います。

返事が翌日になったら「返事が遅くなってすみません」みたいな事を書いてくるような女性じゃないとダメでした。そういうことを書いてこない女性は翌日以降の返事になることが当たり前と考えている女性(ぼくへの返事は遅れても構わないと考えている女性)なので、その後の関係の発展も難しいです。

ぼくは毎日メールを送ったら迷惑かなと当時は考えていましたが、そんなことは考える必要が無かったと思います。仮に「迷惑だ」と思うような女性とは、今後も関係が進展しないので切り捨てていいと思います。そういうやり方で進めていれば、無駄なデート代をかなり省くことができ、お金を使わずに済んだろうと思います。

失敗をしないために
ここで書いたような失敗をしないためには、とにかくたくさんの女性と会って経験を積むことだと思います。婚活パーティーは、お見合いよりも安価でたくさんの女性とお話しできるのでお勧めです。お茶代はかからずに、5千円以下で5~6人の女性とお話しできる婚活パーティーがたくさんあります。まずは、たくさんの婚活パーティーに申し込んで、いろんな女性とお話ししてみることがお勧めのやり方です。

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