気まずい沈黙を回避せよ!アラフォー男性のためのデート会話テンプレ

社交性という能力そのものが欠落したぼくにとっては、そもそも初対面の女性と何を話して良いのか分かりませんでした。そこでぼくは、婚活パーティーに参加しまくりながら会話力を磨くのと同時に、具体的な会話テンプレを用意し、スムーズなやり取りを心がけていました。

婚活の場では第一印象がすべて

結婚相談所のお見合いでは、最初の印象がすべてといっても過言ではありません。会話が続かないと女性から「相性が悪い」と判断されてお断りされてしまいます。結婚相談所のお断りは、電話1本、またはメール1本で出来るので本当に簡単です。お断りすることに対する心理的なハードルがかなり低くなっています。ですので、第一印象のほんの些細なことでも、お断りされてしまう事があります。

ぼくの過去に、「スーツにしわが付いていた」といってお断りされたこともあります。また何も話すことが思いつかなくて少し黙ってしまったら「無視されて傷ついた」というクレームを仲人さんに入れられたこともあります。

いろいろなタイプの女性がいますので、そのすべての女性に好かれようとするのは困難ですが、少しでも嫌われにくいような態度をとれるようにしたいと考えていました。

そうやって要領よくお見合いをこなすことを考えて、お見合いを実践していきました。そしてぼくは、お見合いを続けるなかでプロフィール等の条件の次に、会話の重要度が高いことに気が付いたのです。

なぜなら最低限の会話力が無いと、女性からの変なクレームにつながったり、ある程度条件の良い女性(男性を選べるタイプの女性)とは関係性が進展しなかったりしたという経験が、ぼくの人生に詰みあがってきていたからです。

沈黙が苦手な女性は多い

こちらが黙ったままだと「自分に興味がないのかも」「一緒にいて退屈なのかも」と女性の不安を招きやすいです。

ぼくは婚活していたある時期、相手女性のプライベートな事などは聞かない方が良いかな、と勝手に考えてしまっていました。例えば、休日の過ごし方や、学生時代に専攻してきた分野なども、プライベートな事なのかなと思って聞かないようにしていた時期がありました。

そんな中、ある女性とデートでお食事しているときにこんなことを言われたことがあります。

婚活女性
婚活女性

私の事、何も質問してこないですよね。学生時代の事とか、ふだんの生活の事とか。何も質問して来ないから、私に興味が無いのかなと思ってるんですけど…。

ぼく
ぼく

いや、興味が無いという事はないんですけど。
どこまで聞いて良いのかなっていう感じで…。

こんな感じで、しどろもどろな回答をした記憶があります。

とはいえ、プライベートすぎることは聞かない方が良いと思います。聞いて良いこと、ダメなこと。その線引きも難しいと思います。お見合いで女性と会話しながら、そういうことを考えてしまい、ぼくは気まずい沈黙をつくり出していました。

だから気まずい沈黙を回避するために、あらかじめ会話ネタを用意しておくのは有効な対策でした。

具体例

少し具体例を示してみます。あくまでぼくがやっていた会話テンプレなので、これが正解というわけではありません。

ネタを事前に用意する会話テンプレ
  • 自分の興味のある分野のなかで、相手も興味を持ちそうな軽い話題をあらかじめ用意しておく。例えば映画やテレビ番組などの話題を用意しておいて、以下のように会話を展開します。以下は、ぼくが実際に行った会話の実例です。

ぼく「(テンプレ)最近、●●っていう映画を観たんですよ。面白かったです。知っていますか?
女性「いいえ。知らないです。」
ぼく「普段、映画はあまり観ませんか?」
女性「そうですね。最近は見ることができていません。」
ぼく「映画が嫌いとかってわけじゃないんですよね。」
女性「(笑)嫌いじゃないんですけど、時間が無くて…。」
ぼく「それじゃ、今度一緒に映画館に行きませんか?▲▲っていう映画、今上映してますよ。」

相手にフォーカス型テンプレ
  • 相手のプロフィールや仕事の話題を中心に、オウム返し + 関連質問を心がける。
  • 以下のように1つの回答に対して1つ質問を加える感じです。以下は、ぼくが実際に行った会話の実例です。

ぼく「○○さんの職種、具体的にはどんなことをされるんですか?」
女性「パソコンを使った細かい事務作業が多くて、眼が疲れるんですよ。」
ぼく「そうですか。大変なんですね。ブルーライトカットの眼鏡とか使ってますか?
女性「使っています。でも効果をあまり感じないんですよ。」
ぼく「そうですか。効果を実感するってなかなか難しいかもしれませんね。…あと、VDT作業は『●分働いたら、●分休んでください」みたいな国の指針がでてませんでしたっけ?
女性「そうですよねー。『1日働いたら、1日休み』みたいな法律だったら嬉しいんですけど(笑)」

身近なエピソード + 共感

天気や季節の話題からスタートし、すぐに自分の体験を少しだけ交えて、相手の同意やエピソードを引き出す。以下のように日常系の小ネタを絡めながら話題を広げます。以下は、ぼくが実際に行った会話の実例です。

ぼく「最近暑くなってきましたね。ぼくは家でもクーラーをつけっぱなしにしています。
女性「私も家ではクーラーつけっぱなしです。本当に暑いですよね(笑)。」
ぼく「○○さんは暑さ対策とかされてます?」
女性「私は、熱中症対策でネッククーラーを買いました。通勤の時とか付けています。結構いいですよ。」
ぼく「あー。いいですね。ぼくも買ってみようかな。」
女性「ぜひ。おすすめですよ。私はアマゾンで買いました。」
ぼく「やっぱりアマゾンは配送が早いし良いですよね。最近は当日配送とかもあって。」
女性「本当ですよね。最近、私は生鮮食品とかもアマゾンで買っています。」

まとめ

ぼくの経験だけで話すと、婚活の場で黙っていることは、悪印象にしかつながりませんでした。かといって、何を話しても良いというわけでもありませんでした。そのため会話テンプレを自分の中に用意してストックしておくのがぼくにとっては良かったです。

アラフォーの年齢だと落ち着きや包容力を求められるので、ぼくは、会話テンプレをストックしてすることで余裕のある会話ができるようになったと思います。

会話テンプレをたくさん作って、婚活パーティーの場で実践してみるのがおすすめ

ぼくは、婚活パーティーに参加しまくって、とにかく異性と話す練習をするのが良いと考えていました。うまくいったとか、うまくいかない、とかは度外視して、とにかく練習の場だと思って参加するのです。

ぼくは毎週のように婚活パーティーに参加する予定を入れて、とにかくいろいろな種類の婚活パーティーに参加しまくっていました。現在は結婚できましたが、婚活パーティーは会話の練習の場としても、出会いの場としても、非常に有効だったなと思っています。

ここで紹介したような会話テンプレを作って婚活パーティーの場で実践しながら、自分に合った形に落とし込んで行くのがお勧めです。
ぼくのように会話力が無い場合でも、徐々に会話力が鍛えられていきます。
以下は、ぼくが参加していた婚活パーティーのひとつです。参考にしてみてください。

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